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女子だけど昔からゲームが好きな理由

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令和。

それは男も女もそうでない人も、
みんなみんな関係なく
好きなことを 好きなだけ 好きだって言える時代。

これは平成を生きた とある女の子の

”ゲーマー女子”になるまでの 成長過程のお話。

目次

「ゲーム」は「男っぽい」と言われた平成時代

昔から幾度となく周りに言われていた言葉があります。
それはゲーム好きだった私の密かなる苦悩とも言えるもので。

女子”なのに”、めっちゃゲーム好きだよね

これは誉め言葉なのでしょうか、はたして嫌味ともとらえられます…。

小・中・高・大学生時代には必ず言われ、大人になった今でも結構な頻度でめずらしがられる。
言われ始めた頃はそんなに気になることはなかったのですが、中学くらいのある日突然気づきます。

確かに自分と同じようにゲームしている女の子の友達、いないな…

昔はゲームでも「女の子用」「男の子用」という風な線引きが強かったな、と思います。

例えば「女の子用」ゲームは、ラブandベリーとか、たまごっちとか、乙女ゲームとか……

そうじゃなくて!!!!

和室で集まってやるスマブラとか!
マンションの駐車場の空きスペースでやるベイブレードとか!
ポケモンパンのシール貼ったゲームボーイアドバンスで親が立ち話してる間にやるロックマンとか!
公園で遊戯王やってカード落として帰ってくるとか!

(あふれ出る平成の輝き)

そういう女の子の友達はまったくいなかった・・・!!!!

いつもいつもみんな(女の子の友達)には、

えーそんな男子みたいなのより、リカちゃんとかで遊ぼうよー

って言われてたっけな、、。

ほんとうにあの頃は、今より「ゲーム=男」色が強かったんですよね。

そんな時代を生きた女の子がゲームを自然と好きになる所以、それは、

そもそもゲーム以外の遊びで育っていないからという事実に裏付けられているのです。

ゲーマーの父の影響は大きかった

物心ついた時から、この世の父親は皆、リビングでゲームをやるもの、と思っていました。

それくらい父は昔から、家に居る時は
リビングでテレビを見るか・映画を見るか・ゲームをするか
の三択行動しかしておらず、主にゲームばかりの毎日。

しかし仕事はしっかりやる人だったので、
夜遅くに帰ってきては夜中か朝方までゲームをし、3・4時間仮眠して仕事に行くという

私の体の弱さからは考えられないタフ・ゲーム生活をしていました。(なぜ遺伝しなかった…)

母はそんな父のゲーマー姿が大嫌いで。

専業主婦の母からすると、確かに家のことは何もせずダラダラとしている父は、
正直いって超ウザったんだろうなあと、大人になった今は思います。((もっとオブラートに包んで

母は「ゲームは暇な時にするもの」「無意味」と、毛嫌いしていましたが、

いつもクールな父が、寝る間を惜しんで楽しそうにゲームをやっている姿をみるのは、
私は嫌いではありませんでした

父の膝に乗りゲームをみたり、時々コントローラーを触らせてもらったり。

小さい頃は画面に映るものを自分の手で(コントローラー)動かせることが、楽しかったんだと思います。

赤ちゃん時代はよく、父プレイ中ゲームのリセットボタンを押して遊んでいたそう。(父戦慄)

仲良しな兄の影響はさらに大きい

父の影響でゲームが何かもわからない程に小さい頃からゲームを触っていた訳ですが、

思い出せる一番古い記憶を辿っていくと、それは兄との思い出でした。

兄もゲームが大好きでした。

兄が買ってもらうゲームは私のもの、兄が当てたカードも私のもの、
と、ジャイアン状態の妹を甘やかす兄の功績はそれはもう大きいです。

兄がやっているゲーム、兄に教えてもらうゲーム、兄と一緒にやるゲーム…

小さい頃の兄との記憶は、いつもゲームが一緒でした。

次第に、兄が欲しいものは私の欲しいもの、と進化していき、
それまでは「兄のゲーム」だったものが、「自分だけのゲーム」になっていきます。

家族ぐるみで仲良くなるのは、兄の友達の家族

そして兄の影響はもちろん家族の付き合いにも及びます。

兄の仲の良い友達、習い事の友達、同じマンションに住んでいる同級生…

家族ぐるみで仲が良くなるのは、決まって兄の友達すなわち男の子がいる家族・男兄弟の家族

母親たちがリビングで女子会をしている最中は、子供たちは和室にあつまり、ワイワイとスマブラを始めるのです。

しかし3家族集まって、子供で女の子は自分ただ一人

一番年下、「〇〇の妹」という扱い。
混ぜてはもらえるけど、いつもちょっとだけ。

友達同士でやるスマブラを、何度うらやましいと思ったことか…!

今でこそ男の子も女の子もゲームをする時代ですが
当時は女の子で私と同じようにゲームをやる子は少なかったので

兄のようになかなか一緒にゲームをやってくれる友達ができず、
ひとりで黙々と進めるゲームが好きになっていきました。

「可愛くなりたいけど、ゲームもしたい」

そんな幼少期・小学生時代を過ごしたものですから、
実質、ゲーム英才教育を受けてきたようなものです。

もちろん女の子のお友達もたくさんいて、お人形遊びやおままごとも経験しました。

比率で言うと
ゲーム7:ゲーム以外3、くらいですかね…。

女の子と一緒に居る時に「可愛いものが好き」「メイクが好き」という感覚も養われつつ、
「ゲームが好き」も一緒に育っていった感じです。

そして中学生くらいからは女の子として自分を磨きだすようにもなり、

同時に趣味はゲーム(環境により当時の「男物」寄り)として確立した結果、
現在の私の密かなモットーである「可愛くいたいけど、ゲームもしたい」という人格が形成されました。笑

その結果、「女子なのにめっちゃゲーム好きな人」になったというわけです。

嫌な陰口もよく言われたことがあります。

「男と仲良くなりたいからでしょ」とか「男に囲まれたいんでしょ」とか。

実際そう言ってくる女子も居ましたが、そういう子はやはり女姉妹で育ってる子だったので、

育つ環境が違えば感じることも考えることも違うんだな、くらいに思ってます。

そして例えそういった目的であったとしても(悪口として人に向ける言葉にしてはいけませんが)

私はゲームで人が出会うこと・仲良くなることは素敵なことだと思ってます。
その子にはわからないかもしれないけど、それくらいゲームが好きなんよ…。

私はたまたま

ゲームが好きな人のもとに生まれて、ゲームと共に育ち、ゲームを好きになっただけの話なので…

結論!

ただ、そこにゲームがあったから。

と言う事なんですよね。

 

結局ね。

 

 

~おわり~

 

=あの頃の思い出たち=

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